2012年10月28日日曜日

洋書:Repertoire des FRISES(アンティークのクロスステッチ)


本の中身の写真はイー・シェルシェさんに沢山ありましたので、
こちらを参考にしていただければと思います。

お勧め度は★★★★☆星4つ。

一言で言うと、クロスステッチの2色刺しの図案集です。

掲載されている図案数は、1103種とアルファベットが3種類。
そのほとんどが表紙にあるようなボーダー柄と、
中央にあるようなワンポイント的な図案になっています。

本の価格は3000円位からといった感じですが、
輸入本になりますので、購入するお店によって価格がだいぶ違います。
高いお店のものだと5000円以上することもあるので、
購入する際にはよく確認してからの購入をお勧めします。

※私は紀伊国屋書店さんで購入しました。

ボーダー柄の辞書ともいえるべきこの本ですが、
Antique pattern libraryにあるfiletの図案と同じものが結構あります。
なので、この本はもしかしたらアンティーク図案集なのかもしれません。

とはいえ、膨大な数のアンティーク書から
これらの図案を集めて2色刺しに手直ししているのは凄いことです。
私個人としても、PDFファイルの中から欲しい図案を
記憶を頼りに探し出すのは大変面倒なことなので凄く重宝しています。

価格に見合う以上の本だと思います。
クロスステッチがお好きな方にはお勧めの一冊です。


<本との出会いと思い出>

単色刺しのクロスステッチ本を探しているうちに出会いました。
有名な本のようです。

とても気に入っています。

2012年10月20日土曜日

洋書:GIULIANA BUONPADRE Gli Antichi IL RETICELLO 3(レティチェロ刺繍)



お勧め度は★★★★☆星4つ。

こちらの本も、Guida al ricamo reticello libertyと同様に
凄く素敵な本だけど高いのでお勧め!とは言い切れません。

この本はイタリア刺繍プントアンティーコのシリーズ本の3番目、
レティチェロ刺繍の本でイタリア語で書かれています。

他のシリーズは、ドロンワークやハーダンガーぽいものや、
その他いろいろな刺繍が特集されてる感じです。

この本には、15種類の模様の挿し方が丁寧に写真付きで載っています。

<本との出会いと思い出>

イタリアの本は高いので、何度も何度も色々調べて、
洋書を扱っている書店へ出向いて中身を確認して買っています。

刺そう刺そうと思いつつ、
あこがれの気持ちばかり強くて手をつけていないこの刺繍。

見てるばっかりじゃだめですよね。

年内には手をつけたいです!!

2012年10月19日金曜日

洋書:Guida al ricamo reticello liberty(レティチェロ刺繍)



お勧め度は★★★★☆星4つ。

凄く素敵な本だけど、
イタリアの本は薄くても高いのでお勧め!とは言い切れません。

イタリアのレティチェロ刺繍の本、
イタリア語で書かれています。

レティチェロはラスキンレースと似ている刺繍、
この本には12種類の模様の挿し方が丁寧に写真付きで載っています。

<本との出会いと思い出>

ラスキンレースを調べているときに、
ラスキンレースと姉妹的な存在の刺繍がある事を知り、
イタリア刺繍のレティチェロにたどり着きました。

私の憧れの刺繍。

刺繍教室があったら通いたいのだけど、
現状この刺繍の教室は無いみたいです…。

イタリアは郵便事情が良くないらしく、
国内で書籍を買おうとすると凄く高い><。。

でも、この刺繍に関する良い本を見つけた時は、
意を決して買うようにしています。

独学でやるのには限界があるかもしれないけど、
でも、頑張りたい!そんな刺繍。

けど、イタリア語分かんないんですけど(笑)

でも、眺めるだけで幸せになれる。
私にとっては宝石のような本です。

2012年10月18日木曜日

HEDEBO―デンマークのホワイトワーク



お勧め度は★★★☆☆星3つ。

あくまでも個人的感想ですが、この本はヒーダボー写真集に
おまけのヒーダボーの初心者入門が付いているという感じの本。

本の70%位が上の写真のようなヒーダボーと
他のホワイトワークの作品のサンプル写真で構成されています。

和書の手芸本を見て、こんなにワクワクするのは初めて!
というくらい、見てるだけでワクワクする凄い作品ばかりです。

そして、15%がヒーダボーの基礎となる
縁のかがりや飾りの7種類と小さな円のカットワーク。

ボタンホールステッチの挿し方から親切丁寧に説明してあり、
最後に、下の写真の作品の作り方が掲載されています。

観賞用書籍、参考書籍として手元に置いて眺めるという目的であれば、
本当に素晴らしい本だと思います。

ですが、自分で作品を作る事を考えるならこの本は
あまりお勧めしたくない本だなぁと思います。

なぜなら、大塚あや子さんの「白糸刺しゅう」の中に紹介されている
ヒーダボーのコーナーの方が充実しているようにも思うので。

でも、本当に美しい作品の写真がたくさん載っている本ですよ!


<本との出会いと思い出>

白糸刺繍の本が欲しくて買いました。
観賞用書籍として気に入っています。

一言で白糸刺しゅうと言っても、
こんなにいろいろな種類があるのだなぁと。

そんな風に興味を持たせてくれた本でした。

2012年10月17日水曜日

洋書:Assisi Embroidery old italian cross-stitch designs(アッシジ刺繍)




お勧め度は★★★★★星5つ。

アッシジ刺繍の本はあまり数が無く、
掲載されている図案も大物ばかりが主流。

ですが、この本は小物の数がとても多くすごく気に入っています。

掲載されている図案数は95種類。


古い本なので↓のペーパーパック版も販売されています。

アッシジ刺繍の本を探している方に自信を持ってお勧め出来る本です。


<本との出会いと思い出>

アッシジ刺繍のあまりの可愛さに一目ぼれして
必死で探してたどり着いた一冊でした。

また、PDFファイルに抵抗が無い方であれば、
「Assisi Embroideries」という本を無料で見ることもできます。

掲載サイトはこちらのDの欄にあります。
Dillmont, Thérèse de. Assisi Embroideries, DMC Library, 39 pages. Posted August 1, 2007.
↑の文章を探してみてください。

2012年10月16日火曜日

洋書:A-Z of White Work(ホワイトワークステッチ紹介本)



お勧め度は★★★☆☆星3つ。

ステッチ紹介本です。

ホワイトワークに使われているようなステッチが148種、
写真付きで詳しく掲載されています。

私の個人的なイメージとしては、
カットワークをする方に心強い本なのではないかしら。

ぽつぽつとアンティークレースのサンプル写真も掲載されています。

最近は高値で取引されている本のようですが、
私的には3000円以上で買うのはお勧めできない本です。



<本との出会いと思い出>

表紙が素敵だなぁと思って買いました。
でも、収集本の一冊となっている状態です。

私が持っているより、
本当に欲しい方へってした方がいいのかなぁ…。

欲しい人がいるのかもと思うと、
持っている事を悩んでしまう本でもあります。

洋書:Alte Volkskunst Kreuzstich. Ein Werkbuch(フォークロアのクロスステッチ)



お勧め度は★★★★★星5つ。
付けられるものならあと★2つくらい足したいくらい。

本というよりは図案がたくさんバインドされてる感じですので、
図案は、ファイルから外して広げて見ます。

図案の枚数は46枚。

裏表にほぼびっしり、図案が所狭しと載っています。
ページ数で言うなら92ページ。

図案自体もとっても素敵で、
フィレレースにしても素敵そうな図案も盛りだくさん。
素敵過ぎて目移りしまくり。

フォークロアな方眼図案に興味ある方には、
「絶対買って損はない!!」
「値段も凄くお安い!」
「さぁ、買いましょう!!!」と言いたい。

でも、1枚1枚が折りたたんでファイルされているので、
手軽に広げて見れないという難点があります。

全部広げた状態でとじてしまえば見やすくなるけど、
そうすると本の大きさが45×45cm位になってしまいます。

悩みますねぇ…。
どうしましょう。

とりあえず今日のところはたたんでしまいましょうか。

私的にはそんな一冊です。


<本との出会いと思い出>

クロスステッチの単色刺しがしたくて
値段も安いしダメ元で購入した本だったりしました。

でも、買ってみてビックリ。図案びっしり。
思わず吹き出して「何これ?凄い当たり本(笑)」って言ってしまった本。

大好きな鳥さんももちろん載っててご機嫌♪
大切な一冊です。

2012年10月15日月曜日

洋書:Basic Principles of Schwalm Whitework ( シュバルム白糸刺繍入門 )



お勧め度は★★★★★星5つ。

ドイツ語の書籍を英語にしたものです。

この本は、表紙になっている図案が仕上がるまでを、
布を整えるところから順に細かく写真付きで説明してる本です。

初心者本としては、素晴らしい本だと思います。
表紙のデザインもかわいいし掲載されている刺繍も凄く素敵。


<本との出会いと思い出>

表紙と、初心者入門書という言葉にひかれて購入しました。
掲載されている図案はたった一つなのですが、
分かりやすいものが好きなので、とっても気に入っています。

針に糸を通した時の糸の長さまで載っていたのは驚きました。
見た目的にも、とっても気に入っている一冊です。

洋書:Schwalm Embroidery(シュヴァルム刺繍)



英語の本です。

お勧め度はとりあえず★★★☆☆星3つですが、
英語がわからないながらに感じる直感としては★2つ。

シュヴァルム刺繍の事が英語で細かく解説されています。
英語がわかる方ならとても良い本なのかも。

でも、私はこの本はちょっと戸惑いがあります。

理由は以下の2つ。

①ステッチの説明が全部手書で分かりにくく迷う。
②写真と図案とステッチの掲載ページが前後バラバラで迷う。

洋書に臆さない私なのですが、
この本は頑張って読んでみようという気になれませんでした。

ただ、私の大好きな鳥さんの図案が載っているので、
掲載されている10種ほどの図案を利用して、
他の本を参考にこの本のシュヴァルムを楽しんでいます。


��本との出会いと思い出>

実はこの本が2冊目に購入した洋書でした。
そして、買った結果の感想は「ガッカリ。」

でも、この本のおかげで購入する洋書の
中身をしっかりリサーチすることを覚えました。

そういう意味ではありがたい本です(笑)

アジュールパターン集



お勧め度は★★★☆☆星3つ。

アジュール刺繍のパターンがたくさん載っている本です。

制作意欲を掻き立てる本としての魅力は★2つという感じですが、
個人的に重宝している本なので★3つにしました。

掲載されているステッチの数は147。

私自身がアジュール刺繍の事をよく分かってないので、
どう評価していいのか分かっていないです、ごめんなさい。


<本との出会いと思い出>

ステッチ紹介の本でアジュール刺繍の事を知りました。

練習で挿してみたら、布を切ったりせずに糸でかがるだけで
優しい模様が現れるのが気に入りました。

ハンカチやかごにかけるカバーなど、
Wガーゼに糸の始末をしっかりしながら刺繍することで、
お洗濯をしても全然平気なものが出来上がるのが嬉しい。

Wガーゼの布に挿すとこんなイメージ。













シンプルなラインを入れるだけでも、
布に優しい変化がつくのが面白い。

お気に入りの一冊です。

洋書:Guida al ricamo sfilato(ドロンワーク)



お勧め度は★★★★★星5つ。

イタリア語の本です。
でも、言葉が分からなくてもかなり行けちゃう素敵な本です。

約28種類のドロンワークが、
細かな手順の写真付きで載っています。

可憐さという意味では少し物足りないと感じるかもしれない本ですが、
分かりやすさという意味ではとっても素晴らしい本です。

掲載した本の内容の写真では分かりにくいかもしれないけど、
表紙のような挿し方に使えるドロンワークも10種類ほど載っています。


<本との出会いと思い出>

表紙が気に入り購入しました。

イタリアの刺繍の本は初心者本が多いので、
WEBで検索しているとこの本のような、
写真で説明しようとしている本に出会えることがあります。

また逆に、日本の手芸の初心者本も同じように
写真で説明しようとしてるものが多いのでイタリアで人気らしい。

私と同じように日本の本を漁っているイタリア人がいるのかと思うと
なんだか嬉しいのは私だけでしょうか。

洋書:I MIEI SFILATI(ドロンワーク作品集)

※こちらの本はアマゾンで取り扱いが無いので、写真へのリンクはありません。

刺繍の説明がイタリア語と英語の2種類の言語で書かれている本です。

写真で刺繍の仕方を説明しているタイプの本ではないので、
私のような外国語が分からない人は、言語と格闘する必要がある本です。

お勧め度は★★★★☆星4つ。

内容は、以下の写真のような感じで、
27種類のドロンワークの挿し方(説明文付き)と、
30種類以上のと思われるほどのサンプル写真が載っている感じです。

確実に言える事は、初心者向けの本ではないです。

でも、とにかくゴージャスで美しい。
ドロンワークってこんなに綺麗なのか…と憧れずにいられない本。

観賞用にいかがですか?というには少しお値段が張りますので、
お勧めするのはドロンワークがお好きな方へ。という感じです。


<本との出会いと思い出>

WEBで見かけて表紙の美しさに一目ぼれし、欲しくなって買ってしまいました。
お小遣いをはたいて買っただけあって、それなりにいいお値段でもありました。
なのに現在観賞用に近い形で我が家にあります。

でも、必ずやこちらのドロンワークを使った作品を作成します。

けれど、英語やフランス語が読めない私は

↑の本のお世話になりつつ頑張らないといけない感じです。
でも、でもでも!絶対に制作します。
だって、凄いきれいな作品ばかりなんだもの><。。

2012年10月5日金曜日

洋書:にわとりのクロスステッチ


Poules & poulettes - au point de croix
お勧め度は★★★★★星5つ。

DMC社の本なのでフランスの本だと思います。

単色メインでカラーの作品も混ぜつつ、
卵、ひよこ、ニワトリがいいいいっぱい。

掲載されている作品(キッチンアイテム)の作り方は載っていないのですが、
センスの良い方眼図案(アルファベットサンプラーや、
ワンポイントとして使える絵柄が詰まってる作品など)が30作品ほど掲載。

オールカラーなので眺めるだけでもウットリするような
素敵な図案がボリュームたっぷり。

丸ごと一冊ニワトリ!!!って感じの本です。












※こちらの書籍と内容はほぼ同じでみたいです。
こちらの書籍は私が購入したものの半値くらいで買えるみたい。
けど本の大きさはかなり小さいです。

表紙が違うだけで本の売れ行きが違うっていう話をよく聞くけど、
ちょっと実感した私なのでした。


<この本との出会い>

越前屋さんで一目ぼれして買ってしまいました。
鳥好きな私にはたまらない一冊でした。
握りしめて離せないとはまさにこの事…。

2012年10月4日木曜日

洋書:ANGES&cherubins

※アマゾンではお取り扱いがないようなので、
今回の本の画像にアマゾンへのリンクはありません。


お勧め度は★★★★☆星4つ。

天使の方眼図案80モチーフのフランス本です。

ちょっとデザインがかわいくないかなぁとも思いますが、
アンティーク路線でいうなら文句ない本だと思います。

というか、天使って人気がある割に
特集されてるものって少ないんですよね。

絶版になっている本なので入手を半ばあきらめていたのですが、
ベイビーシナモンというWebのお店で
完売をもって取扱い終了と書かれつつ販売されていました。

フィレレース、クロスステッチ、方眼編みの図案として使えます。

天使好きの方は入手する最後のチャンスかもしれませんね。