お勧め度は★★★☆☆星3つ。
あくまでも個人的感想ですが、この本はヒーダボー写真集に
おまけのヒーダボーの初心者入門が付いているという感じの本。
本の70%位が上の写真のようなヒーダボーと
他のホワイトワークの作品のサンプル写真で構成されています。
和書の手芸本を見て、こんなにワクワクするのは初めて!
というくらい、見てるだけでワクワクする凄い作品ばかりです。
そして、15%がヒーダボーの基礎となる
縁のかがりや飾りの7種類と小さな円のカットワーク。
ボタンホールステッチの挿し方から親切丁寧に説明してあり、
最後に、下の写真の作品の作り方が掲載されています。
観賞用書籍、参考書籍として手元に置いて眺めるという目的であれば、
本当に素晴らしい本だと思います。
ですが、自分で作品を作る事を考えるならこの本は
あまりお勧めしたくない本だなぁと思います。
なぜなら、大塚あや子さんの「白糸刺しゅう」の中に紹介されている
ヒーダボーのコーナーの方が充実しているようにも思うので。
でも、本当に美しい作品の写真がたくさん載っている本ですよ!
<本との出会いと思い出>
白糸刺繍の本が欲しくて買いました。
観賞用書籍として気に入っています。
一言で白糸刺しゅうと言っても、
こんなにいろいろな種類があるのだなぁと。
そんな風に興味を持たせてくれた本でした。