2017年1月19日木曜日

地刺しの連続模様 戸塚刺しゅう



先日、こちらの本を購入しました。

ステッチイデーに掲載されていたコスモのキットがあまりにも可愛くてつい。

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クルミボタンやマグネット、ピンクッション、コースターなど。
小さな布に地刺しを刺す事が主役の一冊。

キットで販売されているアザミや野原の花など、
仕立ては違えど刺し方がすべて記載されています。

配色が個人的に戸塚刺しゅう=メルヘンなカラフルというイメージがあったのだけど、
この本は戸塚刺しゅうらしくないような配色の物も多くある気がしたり。

って、私は戸塚刺しゅうの何を知っているんだとお叱りを受けそうな。。。(すいません。

デザインや配色がシンプルなものが多く掲載されているので、
小さな布にいろいろ刺して楽しみたい気分の時や、
刺しゅう糸の色を楽しみたい時にいかがでしょう!

私はかなり好きな一冊です。

2016年12月31日土曜日

本:モダン和刺しゅう




和刺繍と言っても、モダンとつくだけあって
25番糸で刺す和の本といった感じのお手軽さを感じる本です。

春夏秋冬それぞれの季節のワンポイント刺繍の草花が22種類ほどと、
季節の風物詩的なもの他のワンポイント刺繍が14種類。
吉祥文様図案3種類、玩具など7種類、幾何学模様5種(下の写真のもの)、
バックなどに使えるような少し大きめの刺繍8種ほど、
くるみボタンに使えそうな図案(家紋も含む)21種、
その他、虫の図案、文字の図案、ユニークな模様、干支など
小さな図案を中心にたくさんのワンポイント図案が掲載されています。

作れるアイテムは、鼻緒止め、リングピロー、ポーチ、
トートバック、プチトートバック、ブックカバー、巾着。

2016年12月19日月曜日

針1本で作る花レース イーネオヤのアクセサリー


お勧め度は★★★★☆星4つ。
可愛らしいオヤの編み方が写真付きで詳しく載っています。

こちらの本では25種類くらいのモチーフとそれらのモチーフを生かした
ピアスやネックレスなどの作り方15種類前後が掲載されています。

イーネオヤはトルコの伝統的なニードルレースだそうで、
イーネが針という意味だそうで、
オヤは、トルコの女性がかぶるスカーフの縁飾りを表しているらしい?

なので他にも、トゥーオヤ(かぎ針レース)、メキッキオヤ(タティングレース)、
ボンジュクオヤ(ビーズレース)、フィルケテオヤ(Uピンレース)などが
スカーフの縁飾りとして作られるらしいです。

けど、トルコの近代化に伴いスカーフをする女性が減っているらしく、
作れる人の数も年々減っていってるのだそうだとか。

なんだか残念なお話です。

<本との出会いと思い出>

実は、この本を書店で見かける前に、
京橋にある越前屋さんでイーネダンデルという、
同じ技法で作られたドイリーなどの本をみかけまして、
私はこのニードルで作るドイリーの方に興味を持っていました。

でも、ダンデルの本の方は古い本のようで(?)
なんだかちょっと古くさく、
難しそうに感じられたのでまた今度・・・と。

というわけで、この本は私にとっての初心者本というか、
刺しこんだ光のように感じられて飛びついて買った本です。

少しだけチャレンジしてみたのですが、
技法などは全然違うけど作業のコツというか雰囲気は
タティングレースに似てる気がします。

タティングレースの同じ大きさのピコをいくつも作る作業が苦手な私には、
オヤのピコ的な山やピコを同じ大きさに作るという作業が、
なかなか難しいというか、慣れが必要なのね…と感じました。

なので、タティングレース同様、
他の手芸に浮気せずにやりめるような方向けの
手芸のように感じました。

完成品や材料など↓のお店で販売されていたので、
気になる方は見てみるといいかもしれません。

「トルコのオヤ糸屋さん」

トルコの物価のおかげかも知れませんが、
タティングのシャトルやかぎ針なんかもお安く売られています。

2016年12月18日日曜日

本:ちいさい刺しゅう




お勧め度は★★★★☆星4つ。

★5つでもイイと思えるくらいの素敵な本です。

星を一つ減らした理由は、本の作りの良さが理由で、
こちらの本は凄く簡単そうに見えるように出来ているので、
初心者本だと思って買うと結構難しいと感じる可能性があるからです。

なにが難しく感じるのか?を具体的に書いていくと、
ロング&ショートのステッチでグラデーションを出しながら刺し埋めたり、
フレンチノットステッチいっぱいで刺し埋めて羊や犬を表現したり、
ボタンホールステッチを繰り返してプチニードルレースみたいな事をしたり、
写真にのせたようにテディベア他のスタンプワークをしたりする内容だからです。

けれど、本自体の作りはとても良い本なので、
とても親切で丁寧な説明で迷うという事はないと思います。

デザインに関しては、とっても可愛くてキュートでそれでいて子供っぽくなくて素敵です。

掲載内容(勝手に主に使われてる刺繍別に分類しました)

サテンスS
うさぎ、針ねずみ、椅子、女の子(+コーチングS)、ゆきだるま、
にんじん、ちょうちょ、こがね虫、ハチ、
自転車(+コーチングS+フレンチノットS)、きつね、
コウノトリ(+スタンプワーク)、ぺんぎん、ロバ、つばめ、
とうがらし、リンゴ。

フレンチノットS
羊、犬2種、家

レッドワークぽい刺繍
カエル、帽子の女の子(+ボタンホールS)、スニーカー、アスパラガス。

ボタンホールS+スタンプワーク
三角形の縁飾り、テディベア、てんとうむし、さかな、
ハンバーガー、花(+コーチングS)

ターキーノットS
猫2種

2016年12月13日火曜日

本:Lesley WilkinsさんのBlackworkの本(3冊)

お勧め度は、今回は省略。
表紙を見ただけで判断できると思う本なので。

Lesley Wilkinsさんのブラックワークの本は、
「ホルベインステッチを主役とする個性を感じる本」
と言った方が伝わりいいかもしれないと私は感じます。

彼女のブラックワークの本はきっと3冊出ていると思うのですが、
内容がほぼ同じなのでそれぞれの特色(?)などを書いていきたいと思います。

※勝手な私の感想ですが、この方は刺し順をあまり気にしていないようです。
なので、刺し順を見たくて買われる方は参考にならないと思います。



①こちらの本(64P)は表紙の絵のような可愛らしい絵柄を中心に、
②のサンプラーもいくつか載っている本になります。

その他にも、普通のブラックワークのような
ぬり絵のように絵柄の中を埋めていくデザインや、
地刺しのようなデザインも掲載されています。


②こちらの本(64P)は①の内容を少しと、表紙のようなサンプラー、
レッドワークのような図案を多めに集めた本になります。



③こちらの本(96P)は、①+②の本だと思います。

と言っても、②の本は手芸店で立ち読みしただけなので、
100%間違ってない!と、明確に言い切れないのですが、
①と②は同じ図案がそこそこ載っている本なので、
この本の中に①の内容が全部入っているところを見ると、
立ち読みした②の内容を思い浮かべてみても、
①と②を合わせてこちらの本のページ数くらいになるんじゃないかと推測。

2016年11月21日月曜日

本:はじめての刺しゅう ワンポイントステッチ500

こちらのシリーズはいくつか出ているようですが、
私が持っているのは1と2だけなので、2つまとめて紹介。

お勧め度は★★★☆☆星3つ。

ワンポイント1~3cmくらいの図案を中心に、
大きいものでも5cm前後の図案が実物大で掲載されています。

デザインはとても可愛く、数も多く、テーマも多く扱っている。
なので、使用できる範囲はとても広い素敵な本だと思います。

ですが、「はじめての」と付いている割には、
細かな刺し順などの手ほどきが一切ないので、
全くの刺繍未経験者には厳しい作りの本。

刺し始めと刺し終わりの糸始末の仕方を
玉結びで紹介しているあたりに残念さを感じます。

なので、個人的感想としては、
刺繍初級&中級者が納得して買う本という気がします。


1、はじめての刺しゅう ワンポイントステッチ500



掲載内容

Part1 ソーイング雑貨、キッチン雑貨、日用雑貨、インテリア雑貨、ガーデニング雑貨
Part2 動物、プチフラワー、小さな生き物、木の葉・木の実
Part3 ハローベビー、ハッピーバースデイ、ハッピーウエディング、メリークリスマス
Part4 焼き菓子、カフェスイーツ、フルーツ、野菜
Part5 アルファベット、数字、飾り文字
Part6 コーナー、ライン

2、はじめての刺しゅう ワンポイントステッチ500 Part2 ライン・コーナー・ポイント



Part1 草花・葉・実、動物・生き物、野菜・フルーツ
Part2 キッチン雑貨、ソーイング雑貨、文具雑貨、日常雑貨
Part3 春、夏、秋、冬
Part4 ベビー、子供
Part5 直線模様、曲線模様
Part6 アルファベット・数字、ひらがな

紹介した以外のシリーズ









そして、これらの総集編みたいな本が↓こちらのようです。
ただし、全部入ってるかどうかは不明。



2016年11月8日火曜日

本:津軽に伝わるやさしい手仕事 こぎん刺し



お勧め度は★★★★☆星4つ。

こぎん刺しは布目を数えながら波縫いを繰り返すシンプルな刺繍なので、
カウント刺繍好きの私としては凄く興味がある刺繍でした。

ですが、書店で見かけたこぎん刺しの本に掲載されているデザインは、
伝統的すぎて古く感じるデザインが多く、何となく手が出なかったんです。

こちらの本は、そんなこぎん刺し初心者の私が求めていた感じの本でした。

掲載内容は、くるみボタン8種、ボタン付きポーチ、ミニトートバック、
ペタンコポーチ、大・小ガマグチ、トートバック2種、文庫本カバー、
ペンケース、マルチクロス、なべつかみ、巾着袋、
ポケットティッシュケース2種、ピンクッション2種、ランチバック、
ランチョンマット、コースター、小さな額4種。

他に、図案いろいろと題してサンプラーみたいなもの、
糸目入り豆っこ+流れ、ねずみの歯、豆っ子+流れ、石畳+流れ、
糸目入り豆っこ、竹の節①、鋸の刃2種、市松、くるみの殻、
竹の節②、竹の節③、竹の節④、竹の節⑤、梅の花、糸柱入り花っこ、
猫の足、猫のまなぐ(目)、きくらこ。

その他、掲載されている図案
小枕、四つ豆っこ、糸目入りふくべ、だんぶり(トンボ)、
井戸枠、てなこ(蝶々)、糸目入りくるみの殻、べこの足。

2016年10月11日火曜日

洋書:Schwalm whitework




中身は、こちら→amazon.comで少し見れます。


↑こちらの本が表紙違の中身がおなじ本のようです。

お勧め度は★★★☆☆星3つ。

星を2つ減らした理由は、以下の3つ。

①手に入れにくい本だった。
②素晴らしい作品の写真が載っているのに図案が載っていない。
③中級者以を対象とした、ステッチを学ぶための本だった。

実はこちらの本、表紙があまりにも可愛くて、
今まで見たどのシュヴァルム刺繍の図案より私好みでした。
なので、なんとかして手に入れたいと思った一冊でした。

なのに図案が載っていなかった。
大ショックです。

本の内容は、ホワイトワークによくつかわれるようなドロンワーク、
ニードルレース、フィレレース刺繍、アジュール刺繍の刺し方。

ニードルレース、フィレレース刺繍、アジュール刺繍は、
枠を作って糸抜きしてと言った基本的な事は触れられてません。

なので、初心者の人がこの本を買う場合は、
シュヴァルム刺繍の基礎となる
枠組みの作り方などが書かれている本が必要になります。

載っているのはあくまでも、
シュヴァルムに役立つ素敵なステッチの数々です。

ですが、基礎が書かれていない分、
他のシュヴァルム刺繍の本にのっていない、
初めて見るステッチなども結構のっています。

なので、シュヴァルム刺繍好きの方は、
押さえておきたい一冊とも言えるかもしれません。


2016年10月10日月曜日

本:優しいリボン刺繍 ステッチの数々と図案



お勧め度は★★★★★星5つ。

リボン刺繍の基礎本として強くお勧めできる凄く良い本だと思います。
特に私が感じるこの本の良さは「見比べ」にあります。

①1つのステッチに対して数種類のリボンの見本があるので、
リボンの幅、質感、リボンの色合いで変わるステッチの姿を
ステッチごとに見比べる事が出来る。

②本の最後に使用されたリボンが全種類写真付きで掲載されているので、
刺繍とリボンを直接見比べる事が出来る。

③編集が良い。と言ってしまえばそれまでだけど、
1ページに1つのステッチの刺し方と数種類の見本が載っているので、
無駄なページが無く、内容が濃く作られているのに、
目的のステッチがとても探しやすい。

掲載内容

平らなステッチ
(ストレートステッチ、サテンステッチ、ロング&ショートステッチ、
へリングボーンステッチ、クローズドへリングボーンステッチ、
アウトラインステッチ、バスケットステッチ、フィッシュボーンステッチA・B)

チェーンのステッチとループのステッチ
(チェーンステッチ、ツイステッドチェーンステッチ、ロゼットチェーンステッチ、
ツイステッドレイジーデイジーステッチ、シードステッチ、レイジーデイジーステッチ、
フライステッチ、ダブルフライステッチ、フェザーステッチ、ブランケットステッチ、
リーフステッチ、クレタンステッチ)

結び目のステッチと組み合わせのステッチ
(フレンチノットステッチ、コロニアルノットステッチ、ストレートローズステッチA・B、
レイジーデイジーノットステッチ、ブランケットレイジーデイジーステッチ、
レイズドサテンステッチ、レイジーデイジーサフライステッチ)

布から浮かせたステッチ
(スパイダーウェブローズステッチ、ウェブステッチ、
ウィービングステッチ右回り・左回り、ウェブフェザーステッチ、
スレデッドランニングステッチ、オープンボタンホールステッチ、
オープンボタンホールフィリング)

フラワーステッチ
(ユキコリーフステッチ、ユキコローズステッチ、ノットノットステッチ、プラムステッチ、
シューフルールステッチ、プチローズステッチ、フローラルステッチA・B・C、
オールドローズステッチ、ステッチオンステッチ)

その他
(30種類くらいのワンポイント図案と、アルファベット刺繍)

私がこの本を購入した理由は、
↓このリングピローを作るためでした。

この時私はリボン刺繍が初めてだったので、
リボン刺繍の基礎本としてと同時に、
リボンの扱い方を知りたくて購入しました。

私の目的的にはパーフェクト本でした。

2016年7月18日月曜日

本:モニーク・リヨネのあたらしいステッチ




お勧め度は★★★☆☆星3つ。

クロスステッチと初歩的ないくつかのステッチが
表紙のような雰囲気でのっている本です。

掲載されているステッチ(s)は25種類。

クロスs、長めのクロスs、クロスを重ねるクロスs、ストレートs、
交差させるストレートs、オープンチェーンs、オランダs、フラットs、
スターs、ダブルクロスs、紗縫い、へリンボーンs、ジグザグのs、
サテンスs、サテンsの変形、レーゼデイジーs、つなぐレーゼデイジーs、
クロススsをぐるぐるs、アウトラインs、チェーンs、花束のs、
縁取りs、ボタンホールs、羽のs、フェザーs、ダブルフェザーs。

刺繍初心者の方なんかにむいている本であると同時に、
ステッチの組み合わせをデザインすることで
色々な模様が生まれる楽しさを味わうことのできる本であるとも思います。

<本との出会いと思い出>

正直、勢いで買ってしまった本です。安かったからーみたいな(笑)
でも、この本を購入したことを切っ掛けに、
見向きもしなかったステッチに興味を持つようにもなりました。
なかなか面白い本です。

2016年7月11日月曜日

本:ハンガリーのかわいい刺しゅう




こちらの→著者のチャルカさんで本の中身がたくさん見れます。

お勧め度は★★★★☆星4つ。

ハンガリー刺繍の本が欲しいなぁと思っていて、
以下の本と中身を比べてこの本を買いました。



比べた基準は、図案の数とデザインの好み。

私はあまり「~にまつわる話」などに興味を持たないタイプなので、
とにかく一番図案の数が多いものを好む傾向があります。

なので、私好みのデザインが多く、
なおかつ掲載図案が一番多かったこちらの本を購入しました。

掲載されている刺繍の図案は、カロチャ刺繍、マチョー刺繍、
ベレグ刺繍(クロスステッチ)、ブジャーク刺繍。

図案はフルカラーで、糸運びというか、
わたっている糸の線も書きこまれているのでとても見やすく
刺しやすい図案だと思います。

もっといっぱい図案載ってる本が出たらいいのに!!

2013年4月21日日曜日

本:白い刺しゅう 花のカットワーク


 こちらの本は、昭和60年に雄鶏社から出版された本です。

amazonの商品ページに飛ぶと表紙の写真が見れます。
あと、amazonでこの本を検索すると同じ商品が2つ登録されていて、
表紙の写真が無い方(私がリンクを載せていない方)が安いです。

お勧め度は★★★★★星5つ。

こちらの本は、たのしいカットワークと比べて、
デザインもそれなりに素敵なものが多く掲載されていて、
小物が多く掲載されているので、
古い本ではありますが作りたくなる作品が結構あります。

ただ雄鶏社の書籍の為、価格が凄く高い。

掲載されている作品の数は45点。
テーブルクロス、テーブルセンター、クッション、額、ピアノカバー、
ドイリー、指輪入れ、トレイマット、ポプリ入れ、小物入れ、
ハンカチーフ、ハンカチーフ入れ、付け襟、タイ、ポシェット、
カクテルバック、ナプキン、ランチマット、コースターなど。

こちらの本の特に注目するべき点は、ホールやバーの作り方などの
カットワークの技法が丁寧に掲載されているところです。

ただ、基本的な刺し方などについては、
あっさりとしか触れられていません。

私個人としては、一番のお気に入りで、
一番見る機会が多いカットワークの書籍です。

2013年4月20日土曜日

本:たのしいカットワーク


こちらの本は、昭和60年に日本ヴォーグ社から出版された本です。

お勧め度は★★★★★星5つ。

私はカットワークの本は2冊お勧めしたい本があるのですが、
この本はそのうちの1冊で、初心者向けにお勧めしたい一冊です。

掲載されている作品数は57点。
テーブルクロス、ソファーカバー、ピアノカバー、クッションカバー、
テーブルセンター、ランプシェード、ベットカバー、額、ドイリー、
傘、巾着、バック、ポーチ、ブラウス、ティッシュケース、
オーディコロンカバー、宝石入れ、ティッシュケース。

大物から小物まで、幅広い種類の作品が掲載されていますが、
デザイン自体は1980年代を感じるものばかりなので、
この本を手に入れればウットリ出来るよとは言いがたいです。

ですが、この本の表紙をみてデザインが素敵だと思える方なら、
中も同じような感じですので気に入ると思います。

けれども、この本は他の素晴らしい特徴があります。

それは、近年の手芸本に良く掲載されている
刺し進め方の手引きにあたる部分なのですが。

昭和に作られた書籍で、
手引きの部分を丁寧に写真付きでのせている書籍は少ないです。

なのにこの本はクッションの材料をそろえたところから順に、
出来るまでのプロセスを写真付きで掲載しています。

図案を移す、ランニングステッチを刺す、ボタンホールステッチを刺す、
糸始末をする、バーを作る、布をカットする。

それら自体は、特別親切に細かく書かれているという訳でもないのですが、
手順が写真付きで載っている事で、作る側がこの本にとっつきやすく、
初心者でもやる気が出るような作りになっています。

書籍は中古品ではなく、新品が良いという方は、
今日現在ヴォーグ社で再販の仮受付を行っているので、
そちらから申し込みすると良いと思います。

中古品で構わない方は、
再販に伴って現在格安で流通していますので買い時と思います。

私にこの本を紹介してくださった、ポケッと女房さんに感謝。